熊谷市で外壁塗装をはじめとしたリフォームをしたいという方に向けて、外壁素材の種類と特徴をご紹介します。

窯業系サイディング

耐久年数は、約30年～40年の素材です。

費用対効果が高く、デザインも豊富なのが長所です。他の素材と比較すると施工しやすくなっています。水に対して弱いため、防水性能が高い塗料をおすすめします。

金属系サイディング

金属板を加工した素材です。

素材が軽量であること、またプラスチックフォームという断熱材が使われているため断熱性が高いことが、金属系サイディングの長所です。窯業系サイディングに重ね張りをして利用されることもあります。

一方で金属系のためサビが発生しやすく、傷つきやすい素材でもあるという短所もあります。外壁塗装の際は、こういった短所を補える塗料を選ぶのがおすすめです。

樹脂系サイディング

塩化ビニール樹脂を用いた素材です。

窯業系サイディングと比較すると1割程度の重量と軽量でありながらも、耐久性が高いのが長所です。塗料も練り込まれているため、一般的に別途塗装をする必要がありません。つなぎ目もなく、コーキング処理も不要です。

しかし火に対して弱く、デザイン性が高くないという短所をもっています。そのため、熊谷市をはじめ日本ではあまり普及していません。

木質系サイディング

木材を使った素材です。

木材がもつ温かみや天然のよさがあり、年数が経つほど風味が増します。

耐久性が低いため、改修のランニングコストがかかるという短所があります。

モルタル

手作業で仕上げる素材で、施工する人によってデザインが大きく変わります。

デザインが幅広く、他の素材では難しいようなデザインに対応できることから人気です。

しかし、施工をする職人によってデザインだけではなく品質面も異なってしまいます。また、防水性能は高くないので、防水性の高い塗料などで補強する必要があります。

タイル

粘土、陶土が素材の外壁です。

目地の補修は必要ですが、耐久性が高く素材部分は半永久的に劣化しないため、外壁塗装も必要ありません。外壁メンテナンスを減らしたい方におすすめです。

しかし素材自体の価格が高いため、外壁素材として取り付ける際に費用がかかります。

ALCパネル

軽量気泡コンクリートという素材で、一般的なコンクリートと比較すると25％ほどの重量です。耐久性や耐火性など強度が高い素材で、断熱性や耐震性をもっています。

比較的強度が強い素材ではありますが、吸水性が高いなど水に対して弱い面があります。継ぎ目部分をコーキングで補強しているため、劣化していたらメンテナンスが必要です。

住宅に使う外壁素材によっては、防水性など相性のよい外壁塗料を選ぶ必要があります。外壁の診療所では外壁状況の診断を行っているので、お気軽にご相談ください。